■お夏と清十郎■
清十郎は室津の造り酒屋の息子で、何不自由もなく育った美青年。訳あって、19歳の時、姫路本町の米問屋但馬屋に奉公に出るが、いつしかそこの美しい娘・お夏と恋仲に。しかし、2人の恋は許されず、思い余って駆け落ちするが捕えられ、清十郎は盗みの冤罪で、25歳の若さで処刑されてしまう。お夏は悲しみのあまり発狂し、清十郎の姿を求めて町を彷徨う。
この物語は、井原西鶴、近松門左衛門の小説や戯曲などで全国に広く知られるようになった。
悲劇の2人の霊をなぐさめる比翼塚が、野里の慶雲寺にある。
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